税理士の年収
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税理士は、税務代行、税務書類の作成、税務相談の３つの独占業務を行えることで安定した地位と収入が保障されている。税理士の資格取得後は、実に約８割もの人が数年の経験を得てから独立開業をする。また、最近では他の国家資格（公認会計士、法律系）の事務所に所属し、チームで１つの仕事に取り組むことも出てきている。また、独立ではなく企業内に所属して、会社の財務を担当したり、他資格を組み合わせて、経営コンサルタントなどを行う税理士も増加している。
税理士の年収だが、独立開業した税理士事務所の場合、平均年収は、３０００万円ほどである。ちなみに勤務税理士の場合は年収７６０万円ほどである。税理士の収入は基本的にはお客さん＝法人（顧問先）からの顧問報酬になり、これが毎月入る。資本金５００万円未満の法人で、年間約６０万円である。つまり顧客が１０件あれば、単純計算で年間６００万円もの収入になるわけである。開業５〜６年で年収１０００万円も夢ではないと言われる所以がここにある。
また、法人からの報酬は顧問報酬のほかに年末調整などの書類の作成報酬、決算料がありる。さらに法人の経営者（個人）の税金の（確定）申告書類の作成報酬ももらえる場合が多いのである。また、イレギュラーではあるが、事業主（経営者）の方が亡くなった時には、相続税の申告もまかされることになる。そうなるとここでも報酬が発生する。その他には、税務の知識を活かして本の執筆や、講演を依頼されることもある。
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